2002年創業★新宿2丁目の知財駆け込み寺!弁理士ともちゃんが、発明発掘・調査~国内外の知財権利化、異議・審判・鑑定・警告・訴訟、知財経営まで一貫対応。
境界事例と知財紛争に強い!知財経営支援型弁理士
登録困難・審決取消・侵害訴訟の高難度知財専門
新宿御苑前知的財産相談室
弁理士ともちゃん公式サイト
知財相談11,000件超/侵害相談6,000件超
東京綜合知的財産事務所
特定侵害訴訟代理業務
付記弁理士 西村 知浩
私は2024年12月、弁理士相談料を1時間1万円から2万円に改定しました。
30歳で独立開業して以来、長年にわたって1時間1万円で相談に対応してきましたが、専門家としての自分の仕事を改めて考え、料金を見直すことにしたのです。
理由の一つは、人件費をはじめとする社会全体のコストが上昇していること。もう一つは、私自身の専門性が以前よりも高まり、ご相談に対して提供できる価値も大きくなっていると考えたことです。
もちろん、料金を上げれば、それだけで仕事の価値が高まるわけではありません。
大切なのは、依頼人に満足していただける仕事を提供できているかどうかです。
私は知的財産業界に入って30年以上、弁理士として独立して25年を超える実務経験を積んできました。特許・商標などの出願業務だけでなく、拒絶理由への対応、審判、審決取消訴訟、知的財産権の侵害に関する紛争など、さまざまな案件に携わってきました。
こうした経験は、一朝一夕に身につくものではありません。
一つひとつの案件に向き合い、悩み、考え、判断し、結果を積み重ねてきたからこそ、現在の私があります。
相談料を考えるときには、目の前の1時間だけでなく、その1時間の背後にある知識、経験、判断力にも目を向けていただきたいと思っています。
弁理士への相談というと、「1時間話を聞いてもらうための料金」と考える方もいらっしゃるでしょう。
しかし、専門家による相談の価値は、単純に時間だけで測れるものではありません。
例えば、特許や商標について問題が生じたとき、相談者が知りたいのは、法律や制度の一般的な説明だけではないはずです。
自社の状況では何が問題になるのか。どのような選択肢があるのか。何を優先して対応すべきなのか。そして、どのようなリスクを考慮しなければならないのか。
こうした点を整理し、具体的な判断につながる助言を得ることに、専門家へ相談する意味があります。
同じ法律や制度を知っていても、実務経験や問題への向き合い方によって、相談者に提供できる内容は変わります。
知識を持っていることと、その知識を個別の案件に当てはめ、実務上の問題を解決することは、必ずしも同じではありません。
私は、これまでの実務経験を生かし、目の前の案件に対して、できる限り具体的で実践的な助言を提供したいと考えています。
だからこそ、相談料についても、単に他の事務所と比較して安いか高いかという基準だけで考えるつもりはありません。
私は、何でも安ければよいとは考えていません。
もちろん、依頼人にとって費用は重要です。必要以上に高額な費用を支払うべきではありませんし、提供されるサービスの内容と料金が釣り合っていることも大切です。
しかし、専門家を選ぶ際に、料金の安さだけを基準にしてしまうと、本来重視すべき専門性、経験、判断力などを見落としてしまう可能性があります。
知的財産の問題は、事業の将来や企業の競争力に影響することがあります。
例えば、権利化の方向性を誤れば、時間と費用をかけて取得した権利が、事業を十分に守れないものになるかもしれません。紛争への対応方針を誤れば、後から取り返すことが難しい結果につながることもあります。
もちろん、高い相談料を支払えば必ず良い結果が得られる、という話ではありません。
料金の高さと仕事の質は、無条件に結びつくものではないからです。
重要なのは、その専門家がどのような経験を持ち、どのような考え方で案件に向き合い、どのような価値を提供してくれるのかという点です。
依頼人にとって本当に大切なのは、支払う金額の安さだけではなく、その費用に見合う価値を得られるかどうかではないでしょうか。
私は2024年12月に相談料を1時間2万円に改定した際、将来的には1時間4万円を目指したいと考えていました。
当時の記事では、中国や米国の弁理士のタイムチャージにも触れ、日本でも高度な専門性に見合う報酬を実現できるのではないか、という考えを述べています。
ただし、海外の専門家の料金がそのまま日本の料金の基準になるわけではありません。国や地域によって、物価、事務所の経営構造、専門家に対する報酬水準などは異なります。
私が本当に目指したいのは、単に料金を引き上げることではありません。
専門家としての実力を高め、依頼人に提供する価値を増やし、その価値に見合う報酬をいただける仕事をすることです。
相談料を1時間2万円に改定したのも、そうした考えに基づくものです。
料金を安く設定することで仕事を獲得するのではなく、自分の専門性と提供できるサービスの質によって選んでいただく。
そして、いただいた報酬に見合う、あるいはそれ以上の価値を提供できるように努力する。
私は、そのような専門家でありたいと思っています。
私は30歳で独立開業して以来、一人で事務所を経営してきました。
事務所の規模を大きくすることや、人をたくさん雇用すること自体を目標にしているわけではありません。
自分自身が専門家として案件に向き合い、依頼人に質の高いサービスを提供する。その仕事を長く続けていくことを大切にしています。
そのためにも、自分の知識や経験を安売りするのではなく、専門家として提供する価値を正当に評価していただける仕事のあり方を考えています。
相談料は、弁理士と依頼人との関係の入り口です。
料金だけで判断する方もいれば、経験や専門性、仕事への姿勢を重視する方もいらっしゃるでしょう。
私は、後者のように、提供される価値を理解したうえで相談してくださる方に、これまで培ってきた知識と経験を役立てていただきたいと考えています。
弁理士としての仕事は、単に法律や制度を説明することではありません。依頼人が抱えている問題を理解し、知的財産の専門家として、解決に向けた道筋を一緒に考えることです。
これからも自分の専門性を磨き続け、相談料に見合う価値を提供できる弁理士でありたいと思います。

お気軽にご来所ください
高難度知財案件のご依頼なら…
全国のお客様に対応しています。
03-3354-2041
新宿御苑前知的財産相談室
お電話受付時間:月〜金 9:00~18:00
東京綜合知的財産事務所までお問合せください。